給湯器の号数とは何か?給湯器の号数の違いと選び方を解説!

給湯器を選ぶうえでとても重要になる要素が「号数」です。
あまり聞きなじみがないという方もいるでしょうが、給湯器の号数は適切な給湯器選びには欠かせないため、基本を確認しておきましょう。
この記事では、給湯器の号数の違いや目安、確認方法などを解説します。

給湯器の号数の違いとは?

ここでは、給湯器の号数の違いについて基本を解説します。

そもそも号数とは?

号数を簡単に説明すると、お湯を温める力を表す指標です。
一般的には「水温+25℃のお湯が1分間に出る量(L)」を表しており、号数が大きくなるほど給湯能力が高いといえます。
例えば上記のお湯を1分間に20L出せるなら20号であり、24L出せるのであれば24号になります。
号数には基本的に、10号・16号・20号・24号の4種類があり、欲しい給湯能力に合わせて最適なものを選択します。

号数は変更できる?

現在使っている給湯器の給湯能力に不満がある場合は号数をアップさせることが可能ですが、号数の変更ができるケースは限られています。
具体的にはガスメーターの能力次第であり、16号と20号の給湯器であれば4号のガスメーターで使用可能ですが、24号の場合は6号以上のガスメーターが必要になります。
ただし、号数を下げる場合は基本的にどのケースでも対応可能です。

給湯器の号数の選び方は?

ここでは、給湯器の号数の選び方について解説します。
また、現在使っている給湯器の号数のチェック方法も解説しますので、ご確認ください。

家族構成から必要な号数を割り出す

適切な号数は、家族構成から割り出すのが一般的です。
具体的な家族構成と号数の関係は、以下の通りだといえます。

・1~2人家族:16号で充分に対応可能
・2~3人家族:20号(3人家族で沢山お湯を使う世帯は24号)
・4~人家族:24号
上記はもちろん一般的な目安に過ぎず、実際にどの号数が適しているのかは上記の目安を基本として個別の世帯事情に応じて変わります。
現在使っている給湯器の給湯能力に満足しているか、不満か、過剰なのかを考えながら、決めていくと良いでしょう。

今使っている給湯器の号数は確認できる?

それでは、現在使っている給湯器の号数はどうやって確認すれば良いのでしょうか。
給湯器の号数は、本体に貼ってあるシールを見ることで確認できます。
シールには型番や型式が記載されておりその型番・型式の最初に出てくる2桁の数字がその給湯器の号数です。
例えば、型式が「GT-C207(A)AWX」と表示されていた場合は、最初の数字である「20」が号数であると判断できます。
型番や型式の表記方法は各メーカーで異なりますが、「最初の2桁の数字」というルールはどのメーカーにも当てはめることが可能です。

給湯器の号数は納得いくものを選びましょう

給湯器の号数とは、その製品の給湯能力の大きさを表すものです。
号数が大きいほど給湯能力が高く、大人数の家族にも対応できるようになります。
世帯人数別にある程度目安の号数がありますので、それを踏まえたうえでご家庭ごとに最適な号数の給湯器を導入するようにしましょう。

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