
最近は豪雨や突風など天候が荒れることが増えており、落雷で家電が壊れる可能性も高まっています。
給湯器も例外ではなく、落雷によって故障するケースもあるでしょう。
落雷はいきなり起こるので慌ててしまいがちですが、事前に対処法がわかっていると安心です。
本記事では、給湯器が落雷で故障した場合の対処法に加えて、故障しないための予防法も解説します。
万が一の事態に備えて、ぜひチェックしておいてください。
Contents
給湯器が故障していないかを確認する
落雷があった時には、雨や雷が止んでから給湯器が故障していないかをチェックしましょう。
落雷が原因の停電によって給湯器の電源が入らない場合もあれば、セーフモードが発動し、緊急停止している可能性もあるので、慌てて業者に電話するのは控えることをおすすめします。
緊急停止している場合は、電源を入れ直したりプラグを抜き差ししたりすると復旧するパターンがほとんどです。
それでも電源が復旧しない場合は、基盤や本体自体が故障している可能性があるので、業者に連絡しなければなりません。
直接の落雷でなくても故障する
落雷と言うと、給湯器に直接雷が落ちることで、故障することを想像してしまいがちです。しかし、実際には直接雷が落ちなくても、給湯器の故障につながることもあるのです。
雷雲が発生し、近くにある電柱などに雷が落ちた場合、雷の電流が電線をとおって伝わり、故障してしまうケースもあります。
給湯器に限らず電子回路基板を使った機械は精密機器のため、強い電流が流れると故障の原因となります。
火災保険の対象になる可能性あり
つい見逃しがちですが、実は落雷が原因で給湯器が故障した時は、火災保険が適用される場合があります。
契約内容によって異なるため、契約している保険を確認してみるとよいでしょう。
わからない場合は、一度保険会社に相談してみることをおすすめします。
保険を利用するためには、落雷が原因であることの証拠が必要です。
例えば、給湯器の基盤が焦げていたらスマホで撮影しておきましょう。
また、業者に依頼する場合も、落雷が原因で故障した可能性があることを明確に伝えることも大切です。
落雷による給湯器の故障を予防するために
急な落雷は防ぎようがありませんが、空模様や天気予報から雷雨の可能性を判断した場合は、電源プラグを抜くことで故障を予防することができます。
ただし、雨に濡れた手で電源プラグを触るのは厳禁です。
場合によっては、感電してしまうこともあるので注意しましょう。
また、雨が激しくなってから外に出るのは大変危険なため、避けなければなりません。
状況によって臨機応変に対応するように心がけましょう。
ブラグを抜いた場合は、天候が回復してから入れ直すようにすることをおすすめします。
電源ブレーカーを落としておく
落雷が原因で給湯器が故障することをあらかじめ避けるには、電源ブレーカーを落としておくことで対処することもできます。
給湯器に電流そのものが流れないようにシャットアウトしておくことで、落雷によって電流の通り道をつくらないようにします。ブレーカーを落とすと、給湯器だけではなく家じゅうの電気製品が使えなくなりますので注意が必要です。
天候が変化して雷雲が起こり、近くに雷が落ちそうになったら、できるだけ早めに電源ブレーカーを落とすことがおすすめです。給湯器の電源がどこにあるか分からない場合は、あらかじめ調べておきましょう。
落雷後の復旧方法
もし落雷のために給湯器が作動しなくなったら、復旧を行いましょう。復旧の方法は、まず給湯器の電源を入れなおします。
電源を入れなおしても動かなかった場合には、コンセントの抜き差しをしてみます。コンセントを抜く時には、電源をオフにしてから行います。本体が故障していなければ、コンセントや電源を入れなおすことで、復旧することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事をお読みいただくことで、雷雨によって給湯器が故障した場合の対処法や予防法をご理解いただけたと思います。
万が一のために、火災保険を見直しておくのもおすすめです。
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