
給湯器は、製品の組み立ては国内で実施しているものの、部品自体は、東南アジア地域中心で生産したものを多くのメーカーが調達しています。
今回は、コロナの影響で最近生じている、給湯器の部品の納期遅れがなぜ生じているのかを解説します。
理由
給湯器部品の納期遅れには下記の理由があります。
ベトナムの感染拡大
日本メーカーの多くは、ベトナムに自社工場や取引先を持っています。しかし、2021年6月に新型コロナウイルスの感染が急拡大した結果、9月上旬には一部の製品で納期遅れが出始めました。
国内メーカーに大きな影響
9月上旬からリンナイ・ノーリツ・パーパスが次々と納期遅延を通知しました。国内給湯器はリンナイ・ノーリツがそれぞれ4割程度のシェアしているため大きな影響が出ています。
今後、工場が再開しても周辺環境はすぐに整わないため、通常の部品の供給ができるのは時間がかかると予測されています。
今後の見通し
今後の見通しは、ベトナムを中心に東南アジア地域において、ロックダウンがいつ解除するのかによって、製品が通常に流通するのか変わります。
もし、生産に必要な生産量を確保しても、日本までの輸送手段の確保が難しいため、給湯器部品の納期遅れは長期化することも予想されます。
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